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​指揮者:平川 信 氏 ​(声楽家・合唱指揮者)

​プロフィール

国立音楽大学大学院ドイツリート科終了。

往年の世界的歌手ゲルハルト・ヒッシュ、中山悌一の諸氏に師事。

コンセール・アミ国際オーディションで受賞。

オペラ「フィガロの結婚」のフィガロ、「魔笛」のパパゲーノ等を演じ絶賛される。

他、TAMAライフ21市民オペラ「カルメン」やベートーベンの「第九」、多摩創作歴史ミュージカル「玉の都」等積極的に活動する。

海外における演奏活動として、1985年より2013年までオーストラリア・イタリア・イギリス・クロアチア等で13回の演奏会を開催。

現在7つの合唱団の常任指揮・指導者。コンクール審査で数々の受賞。

​東京都合唱講座講師、NHK全国学校音楽コンクール審査委員も務める。

合唱団で重視していることは

​団員間の信頼すなわちハーモニーと楽しさです。

合唱団フォーゲルの印象

最初フォーゲルを担当した時は、正直言って「難しい団体」だと思いました。どうしてかと言うと百戦錬磨の戦士がいたからです。長年の仕事で得た信念に基づいてみんな真っ直ぐに進むといった感じでした。唯、異次元での遭遇は皆の心を楽にし平等にしたのです。団の中で知り得るのはお互いの名前と人間味だけです。個人的な詮索はしません。周りに目を向け協調が産まれ、お互いを尊敬しているように見えます。そんな中で音楽を楽しめる私は幸せだと思っています。

​合唱団の魅力と課題

フォーゲルの良いところは、仕事分担が明確でそれぞれが立派に役割を果たしているところです。

​課題に思うことは、団員一人一人のレベルをもっと上げたいですね。個人的な指導もどこかに入れられると良いのですが。

​フォーゲルに入って来られる人に期待することは

​良い仲間が沢山いますから、音楽を心から楽しんで欲しいということです。

伴奏者:福士 美和子 氏 ​(ピアニスト)

​プロフィール

ハンガリー国立リスト音楽院修了。ピアノをナードル・ジョルジュ、チェンバロをホルバート・アニコに師事。卒業後はヨーロッパをはじめ東南アジア諸国にてソリストおよび室内楽奏者として数々のオーケストラと共演。2001年よりジャカルタ国際音楽院、およびプリタハラパン大学芸術学部ピアノ科客員教授として後進の指導にあたる。

教育者としてはヨーロッパ伝統の音楽教育法とコダーイシステムを併用したピアノ教授法に定評があり、ピアノ奏法のワークショップやマスタークラスを積極的に開き、著書「ピアノ演奏法」も出版されている。インドネシアのみならず、タイ、マレーシア、シンガポール等近隣諸国の多くの学生が師事を仰ぎ、欧米の著名音楽大学や国際コンクールに生徒を多数輩出した。

「日本インドネシア国交樹立50周年記念行事」においては、在インドネシア日本大使館・国際交流基金共同事業のひとつとして、インドネシア国内各地で日本紹介のためのコンサートを開催。また、インドネシア国家行事「ニョピの祭典」では、当時のインドネシア大統領メガワティ夫妻への御前演奏を任され、その時の模様は地元テレビ全国ネットで生放送された。

そのあまりにも美しいピアノの音色から「モーニングデュー」(朝露)というニックネームで今も多くのファンに親しまれている。

近年は音楽セラピーやグリーフケアなどに力を入れており、昨年は国分寺教会(4月)、御茶ノ水クリスチャンセンター(12月)において、癌哲学外来の第一人者、順天堂大学樋野興夫医師と「がんカフェ」のラウンジ演奏を担当した。

​現在は首都圏8つの合唱団・コンセールでの伴奏、サロンコンサート等で活躍。日本グリーフケア協会セラピスト、音楽療法学会会員。特定非営利活動法人「伝統芸術ライブラリー」専務理事。

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